「放課後かまくらっ子」は鎌倉市の小学生の放課後居場所事業です。2018年から始まり、2020年12月には全小学校区で開設されました。
市のHPを見ても、「こんな時どうなってるのかな?」とよくわからない部分がちらほら。そこで資料を調べたり、鎌倉市に問い合わせていろいろ聞いてみました。
2026年3月に全施設を訪問して取材したところ、当初の説明と実態が異なる部分もあり、一部書き直しました。
放課後かまくらっ子の概要
利用要件、開所時間、料金などは、鎌倉市が出しているリーフレットに記載されています。


放課後かまくらっ子Q&A
放課後かまくらっ子について、気になったことをQ&A方式でまとめてみました。
放課後かまくらっ子とは
鎌倉市が行っている、放課後や夏休みなどに小学生が過ごす居場所事業です。学区ごとに設置され、登録した児童のみが利用できます。
「子どもの家」と「放課後子どもひろば」の2種類があり、両方を総称して「放課後かまくらっ子」と呼びます。
子どもの家(学童保育)は、小学生を預かり、遊びと生活の場を提供するものです。
保護者の就業や疾病などで保育が必要な子が対象です。
放課後子どもひろば(アフタースクール)は、小学生が放課後帰宅せずに夕方まで安全に過ごせる場です。施設や校庭で遊んだり、多様な体験・活動に参加できます。
その学区の全児童が対象です。
アフタースクールで、職員や地域のボランティアにより週1回程度行われる体験活動やイベントです。希望者のみ参加します。
工作、ダンス、スポーツ、ゲーム大会、遠足、お祭りなど。施設ごとに内容は異なります。
施設・活動場所について
学校内または学校の近くにある施設で、各小学校区に1つずつ設置されています。遊具のあるプレイルーム、図書スペース、食事の時に利用できる部屋などがあり、一部の施設には庭も付いています。
以前は、学校外にある施設では地域の児童館「子ども会館」が併設されていましたが、アフタースクールの開設に伴って「子ども会館」は閉鎖し、「放課後かまくらっ子」専用の施設となっています。
建物は建設時期によりかなり差があります。古い施設は贅沢で凝ったつくりですが、多目的トイレがないなど不便な部分もあります。庭がある施設は日常的に外遊びができます。
かまくらっ子の実施に伴って建てられたところは学校敷地内か隣接で、校庭にすぐ出られるようになっています。学校から離れたところでは、プログラムの時以外は校庭で遊べないことが多いです。
選べません。市立小では子どもが在籍する小学校区の施設になります。私立・国立の場合は居住地で決まります。
学童保育・アフタースクール共に、リーフレット記載の開所時間のとおりです。
通常の平日は放課後から、休校日の平日(長期休暇や代休日等)と土曜日は午前中からで、それぞれ時間が異なります。日曜祝日年末年始はお休みです。
学童保育は月〜金の延長利用、休校日の早朝利用もあり、アフタースクールよりも長時間利用できます。
臨時休校や学級閉鎖になるとアフタースクールはお休みです。学童保育は開所します。
その場合に限り、利用要件を満たしたアフタースクール登録者が学童保育を臨時利用できます。くわしくはリーフレットをご覧ください。
放課後の利用時間は、高学年の授業が終わった後から夕方までです。
夏休みや運動会代休日等の学校休校日も、月〜金は利用できますが、学校ごとに利用可能時間帯は異なります。なお、お盆期間中は学校関係者不在のため利用不可です。
土曜日は学童施設のみで開所し、通常期・長期休暇中共に学校施設は利用できません。
なお、校庭や体育館は地域のサークルなども利用するため、かまくらっ子が使えるとは限りません。
プログラムとして、近所に出かけたり海や山で活動することがあります。地域により特色があります。
登録する前に
学童保育・アフタースクール共に、市内の小学生が対象です。市立小だけでなく私立・国立の児童も利用できます。
学童保育は保護者の就業や疾病など保育が必要な子が対象です。
学童保育・アフタースクール共に事前登録が必要です。学童保育では就労証明書など入所の必要性を証明する書類を提出します。
各施設に直接申し込みます。詳しくは鎌倉市のページで確認してください。
学童保育は施設ごとに定員があります。利用者が多い施設では登録できずに待機となることがあります。アフタースクールに登録して空きが出るのを待ちます。
アフタースクールは定員がなく、すべての児童が登録可能です。
登録後の利用について
学童保育は利用日の予約が必要です。連絡方法は専用のアプリを使う、連絡ノートなど施設によって違います。
アフタースクールは予約不要です。保護者と子どもで話し合って行きたい日を決め、保護者が参加カードに記入して当日持たせます。
プログラムは基本的に事前の参加申込が必要です。一部は実費の負担があります。定員があるプログラムでは希望者多数により抽選となることもあります。
参加するかどうかは、保護者と子どもで話し合って決めます。申込方法は施設によって違います。
プログラムの予定や申込用紙は施設で配布されています。プログラムカレンダーは市のHPにも掲載されています。
当日の過ごし方
学校から直接、学童施設の受付に行きます。利用カードをスキャンして利用開始すると、保護者にメールが送られます。
いったん家に帰ってから施設に行くことはできません。学童保育の子が利用予定日に間違って家に帰ってしまったら、職員が保護者と連絡を取って対応します。
学童保育・アフタースクール共に、施設内にランドセル等の荷物を置くロッカー・かごがあります。
基本的には学童保育とアフタースクールの子が一緒になって、大人の見守りのもと、学童施設内で自由に遊びます。委員会や係などの活動を行うところもあります。
学習時間も決めていますが、宿題をやるかどうかは子ども次第です。職員が勉強を見ることはありません。
校内や学校に隣接した施設では校庭でも遊びます。校庭に出るときは、時間を決めて希望者を集めて職員が引率します。体育館は予約が必要なため、普段の遊びで使用することはほとんどありません。
アフタースクールのプログラム、学童保育のおやつの時間などには、該当する子どもだけが集められ、他の子はそのまま自由遊びを継続します。
学校の校庭・体育館は基本的にプログラムの時だけの利用となり、職員付添のもと、施設から移動します。子どもだけで移動することはありません。
学童保育登録児童のみ、一時外出届を出せば一時外出可能です。アフタースクールの子は、一度退室してからの再入室は出来ません。
お昼をまたいで利用する場合はお弁当を持っていきます。アフタースクールの子が自宅でお昼を食べるために退室したら、再入室は出来ません。
長期休暇と運動会などの代休日には、仕出し弁当を注文することができます。利用料は弁当業者に直接支払います。土曜日には弁当の提供はありません。
学童保育では指定管理者がおやつを提供します。おやつ代は利用料と別にかかります。料金や徴収方法は指定管理者によって違います。
市販のお菓子がほとんどで、アイスやジュースを出すこともあります。数種類から選ばせているところもあります。
アフタースクールの子におやつはありません。
帰る前に受付で利用カードをスキャンすると、保護者にメールが送られます。
アフタースクールでは、帰る時間を子どもが自分で確認します。原則16時から30分ごとに放送で全体に呼びかけます。
学童保育では、帰りの時間になると職員が個別に声をかけます。夕方の延長利用では、保護者か代理人のお迎えが必要です。
学童保育の場合、病気などで休む日や、習い事などの都合で早く帰る時刻については、保護者が子どもの家に連絡しておきましょう。
管理体制
施設のプレイルーム・図書スペース、学校の校庭など、子どもがいる活動場所ごとにそれぞれ職員を配置しています。その他に、地域のボランティアも見守りに参加することがあります。
それぞれの施設の指定管理者である民間業者が、管理・運営を行っています。
「放課後かまくらっ子」全般に関する問合せは青少年課(0467-61-3886)が窓口となります。学校は関係ありません。
登録の申込、利用上の連絡などは、各施設に直接行います。
公募のタイミングで指定管理者が変わることがありますが、それまでの職員の多くは継続して雇用されます。子ども達の過ごし方もあまり変わらないようです。
指定管理者の違いは入退システムなど事務的な部分がほとんどです。各施設に任されている部分が大きく、管理者による差は意外と少ないです。
放課後かまくらっ子運営者(指定管理者)が見守りの責任を負います。学校やボランティアに責任はありません。
運営者は保険(賠償事故補償・損害事故補償)に加入しており、活動中および、来所・帰宅途中の往復途上の事故等も補償の対象です。
細かい部分は施設によって異なります。詳しくは施設に直接お問い合わせください。
施設一覧・その他の情報
鎌倉の学童保育状況、施設一覧、申込方法、関連する鎌倉市HPのリンク先、私立の学童保育などは、鎌倉くらしと子育てガイドの学童保育のページをご覧ください。
投稿者:プー
追記 2022年4月
追記更新・一部更新 2026年2月




コメント